支部会長挨拶

片山 寛次

日本静脈経腸栄養学会北陸支部会長

 

平成25年6月15日、日本静脈経腸栄養学会北陸支部(北陸静脈経腸栄養研究会)評議員会におきまして、支部長に推挙され、選任頂きました。どうぞよろしく御願いいたします。
日本静脈経腸栄養学会 (JSPEN)は、2013年1月の時点で会員数18,367人と、栄養に関する学会としては世界最大の規模に成長しました。その前身である第1回完全静脈栄養研究会が開催されたのは1970年であり、現北陸支部と統合した北陸静脈栄養研究会第1回大会の開催は1973年です。平成25年には第4回JSPEN北陸支部例会(第37回北陸静脈経腸栄養研究会総会)が開催され、地域の栄養の研究会としては最も古い歴史を継承しています。平成25年において、北陸支部のJSPEN会員数は600人を超え、富山、石川、福井各県のNST研究会の尽力により、病院のNST組織率がそれぞれ、20.9, 21.6, 23.6%と我が国の平均15.0%に比べとても高い地域となっています。
もとより栄養学は全ての医療の基本であり、従って栄養サポートチームは、チーム医療として他の全てのチーム医療に参加すべき、中心的役割を果たすべきです。NSTの普及は、その施設、その地域での医療レベルのバロメーターと言えます。
これからは、北陸地域において、より質の高い栄養療法を拠点病院から在宅医療まで広く普及させることがこの会の使命と考えています。そのためには、現在各地域にある組織との結びつきを高め、教育研修の機会を作り、地域や在宅への連携ツールの構築、在宅緩和など在宅医療における栄養療法の普及、啓発を行っていかなければならないと考えています。
この会は、出自大学や医局、その他既存の枠組みには拘束されず、この会の目的に向かって貢献する人に助力を惜しみません。北陸での研修事業や連携を考えておられる方は是非ご相談ください。
この支部会は、JSPENと同じほど古い歴史を誇る北陸静脈経腸栄養研究会と合併し、その幹事会を引き継いでいます。しかし、今後は北陸に勤務するJSPENの会員が支部会員です。この支部会が全国の支部のなかでも確固たるものになれますよう、より多くの方々のJSPEN会員登録を御願いいたします。
この支部のホームページは、広く会員に開かれています。栄養関係のイベントでしたらできる限り掲載して参ります。どうぞお知らせください。支部会の運営はできるだけオープンにしたく、支部会の議事も支部会HPに必ずアップしてまいります。

沿革

日本静脈経腸栄養学会

1970年12月
東北大学第二外科葛西森夫教授会長にて第1回完全静脈栄養研究会が開催される。

1977年 3月
経腸栄養の全国大会、第1回成分栄養研究会が開催された。

1982年 1月
第1回経腸栄養研究会として再スタート。

1985年 7月
完全静脈栄養研究会と経腸栄養研究会が一本化された。

1986年 1月
第1回静脈経腸栄養研究会が開催された。

1998年 7月
日本静脈経腸栄養学会に発展的移行。1999年第14回日本静脈経腸栄養学会として開催される。

北陸静脈経腸栄養研究会・日本静脈経腸栄養学会(JSPEN)北陸支部会

1973年 5月
金沢にて、金沢大学第2外科、藤田秀春先生の提唱により、第1回北陸完全静脈栄養研究会が開催された。

1986年 4月
第13回から北陸静脈経腸栄養研究会と名称変更。
当初から、金沢大学第1外科、第2外科、福井医科大学第1外科、第2外科、富山医薬大第1外科、第2外科、金沢医科大学消化器外科、小児外科等が順に大会を当番開催してきた。事務局は金沢大学第2外科教室に置かれた。

2008年
JSPEN支部委員会が発足、北陸支部会長として大村健二支部会委員が支部会から指名された。また、北陸静脈経腸栄養研究会の世話人を中心に新たに評議員名簿が作成された。

2008年 6月14日
第32回北陸静脈経腸栄養研究会が福井で開催され、北陸静脈経腸栄養研究会幹事会のメンバーを中心にJSPEN北陸支部第1回評議員会が開かれた。同日、北陸静脈経腸栄養研究会世話人会が開催され、大村支部長から支部会学術集会開催に付き支援の要請があり、二つの会の統合や支 部会会則の是非について検討を続けることが了承された。

2009年 6月13日
第33回北陸静脈経腸栄養研究会が野々市市で開催され、JSPEN北陸支部第2回評議員会が開かれた。両会の統合と、支部長は支部委員会選任の大村会長とするが、現行のJSPEN支部会が支部長を選任するこ とは、今後は北陸で決める事を規約に盛り込む事、北陸静脈経腸栄養研究会の歴史を重んじ、その名前と開催数を継続することを確認した。

2010年
第1回支部例会(第34回北陸静脈経腸栄養研究会)が金沢で開催され。以後第2回福井、第3回金沢と開催された。支部会事務局は、支部長の転勤に応じて、厚生連高岡病院から山中温泉医療センターへと変遷した。

2013年 6月15日
第4回支部例会(第37回北陸静脈経腸栄養研究会)が富山大学で開催され、評議員会が開催された。大村健二支部長の埼玉県への転出に伴い、評議員会において福井大学医学部附属病院がん診療推進センターセンター長・栄養部長・NSTチェアマン 片山寛次が支部長に選任され、JSPEN支部会によって認定された。以後事務局は、福井大学医学部附属病院栄養部に置かれた。